2020/08/19
【学ぶ子どもたち応援プロジェクト 特別対談】日能研関西 代表取締役社長 小松原健裕 × ローゲンマイヤー 代表取締役 細谷洋一郎
ローゲンマイヤーでは2020年8月17日より学習塾・日能研関西とのコラボ企画「学ぶ子どもたち応援プロジェクト」を実施。 脳の活性化に効果的な材料を使用した「学びパン」3種類を販売いたします。 さらに、8月17日~9月22日までの期間、対象商品をご購入のお客様に日能研関西作成の問題用紙を配布。 次回ご来店時に問題用紙に正解を記入してご持参で、お好きな「学びパン」をプレゼントいたします。
子どもたちが楽しみながら学習できる環境を提供したいという思いが込められた今回のプロジェクト実施を控え ローゲンマイヤー代表の細谷洋一郎(写真左)と、日能研関西の小松原社長(写真右)が特別対談。 コラボに至るきっかけや、プロジェクトにかける思いを語りあいました。
ーまずは小松原さんと細谷さんの出会いから教えてください
- 細谷
- 中学校(甲陽学院中学校)からの学友です。
二人ともバレーボール部で中高6年間毎日一緒にいました。
- 小松原
- 大学で別れてしまいましたが、毎年バレー部の同期で集まっていましたので、かれこれ30年の付き合いになりますね
- 細谷
- お互い結婚してからも、奥さん同士も仲良くさせてもらって、4人で食事に出かけたり家族くるみでの付き合いがあります。
- 小松原
- 今日、来たら細谷と服が被ってて笑ったんだけど
- 細谷
- 笑ったね。ポロシャツから靴まで全部被ってるもん。
- 小松原
- まるで示し合わせたかのような
- 細谷
- これが甲陽スタイルや!みたいな?
- 小松原
- 甲陽は私服やけどな(笑)
ー学習塾×ベーカリーという異色のコラボをしたきっかけは?
- 細谷
- 当社の「カラダにやさしいパン作り」をもっと知ってもらいたいという思いから、今年2月に「妊婦さん応援プロジェクト」を行いました。
その際、妊婦さんにはご好評いただいたのですが、他のお客様から「赤ちゃんはダメなの?」とか「子供がいる人向けのプロジェクトもやってくれたら」というお声をいただいたんですよ。
私も「妊婦さん応援プロジェクト」だけで終わるつもりもありませんでしたので、近いうちにキッズ向けの企画をやりたいなと考えていました。
そこで一番に思いついたのが小松原くんの顔でした。
- 小松原
- それはありがたいですね。
- 細谷
- それで小松原くんに連絡を入れて、お子さんが宿題の合間や塾へ出かける前といった小腹が空くシーンで食べていただけるパンを日能研関西さんと一緒に開発できないかと提案させていただきました。
- 小松原
- 日能研関西としては、学習時に推奨する食品というものを考えたことはありませんでした。
学習時に食べるパンってどんなものだろうと興味をひかれましたね。
- 細谷
- ただお腹を満たすだけのパンではなく、少しでも勉強の能率がアップして成績が良くなるよう子どもたちを応援したいという思いがありました。
そこでナッツ類やチョコレートなど脳の活性化に効果がある食材を使いながら血糖値の急上昇を抑えるためにパン生地は少なめにするという開発案をお伝えしました。
- 小松原
- 形は違いますが「子どもたちを応援する」という思いは日能研関西が常に大切にしている思いと同じだと感じました。
日能研関西は合格だけでなく、子どもが将来伸びることを意識した指導を実践しています。
美味しいだけでなくカラダにやさしいパン作り、という点も共感し、ぜひ作ろう!と言いました。
ですが、このままでは日能研関西とのコラボと言えないので(笑)
パン購入時に、問題用紙を渡して、正解したらプレゼントがもらえるという企画が面白いのではないかとアイデアを出させていただきました。
そうすれば、お客様が楽しみながらパンを買えますし、なにより子どもたちが来店するきっかけになるのではないかと考えました。
もちろん問題作成は日能研関西が担当します。
- 細谷
- 日能研関西さんとのコラボ感がよく出ていますし、お客様も喜んでくれそうな良いアイデアで飛びつきましたね。
- 小松原
- それで企画の方向性が決まったので、「学ぶ子どもたち応援プロジェクト」と名付けて、細部を決めていきました。
- 細谷
- 問題の内容をパンに絡めたものにしてくれたり、Nカバン君にパンを持たせたデザインを新規で作ってくれたり、とても嬉しかったです。
- 小松原
- 子どもたちとお客様が今回のプロジェクトを喜んでくれることを願っています。
- 細谷
- 当社ではこれまで「カラダにやさしいこと」と「おいしいこと」にこだわってパンを作ってきました。
今回、子どもたちの学びに焦点を当てたことで、脳に良いパンって何だろうと初めて考えたんで
す。
それで色々調べていくと、ナッツが良いらしいとか、チョコが良いらしいとか勉強になることが多かった。
と同時に、それらはいつも使ってる材料であることにも気がづきました。
つまり、「おいしいから使う」材料も見方を変えてあげると「脳に良いから使う」と違った見方ができるということで、食材の魅力をもっと引き出す可能性に気づかされました。
新型コロナの影響もあり、人々の生活スタイルが多様化する中でお客様がパンを食べるシーンに合わせた商品提案がもっとできるのではないかと感じています。
- 小松原
- 日能研関西の教室展開エリアとローゲンマイヤーさんの出店エリアって驚くほど一致しているんです。
ここでも示し合わせたかのように(笑)
ですから今回のコラボは親和性が高いものになったのではないかと思っています。
同じ地域の企業と出会い、一緒に何かするということ自体に意味があると考えています。
子どもにとって教育環境はとても重要です。そして、教育は勉強だけではありませんよね。
学校や1企業だけでは限界ありますが、協力することで子どもの成長に貢献する。
そんな役割も果たせたらと思っています。
本日はどうもありがとうございました。